摂食障害と本当の自分

専門医に聞くと、摂食障害をもつ人の心の中には、実際の自分と病気の自分がいるといいます。別に本人が、実際に体重が減少したくて無理なダイエットに励んでいるわけでもなく、大量のお菓子を食べているわけでもありません。そういった行動をさせているのは病気の自分(摂食障害)の仕業なのです。心にも思っていないことを言わせてしまうのは摂食障害のせいです。

けれど、いつも病気の自分に縛られている訳ではありませんよ。学校で勉強したり、友人と遊んだり、音楽(様々なジャンルに分類されており、人によって好ましいと感じる音楽は畭なります)やテレビを楽しんだり…。

摂食障害から離れて過ごしている実際の自分がいることを忘れないで下さいね。拒食・過食(食べすぎは肥満につながってしまいます)をしているとき以外の自分も重要にしていきましょう。

摂食障害になりやすい人

摂食障害は何万人に1人とか、そんな割合でなるような特別な病気ではありません。誰にでもかかる可能性のある病気と言えるのです。では、何故摂食障害になる人と、ならない人がいるのでしょう?

やはり『なりやすい人』はいるみたいですよ。ここで摂食障害になりやすいタイプを幾つか紹介しましょう。ただ、ここに挙げているタイプの人が必ずしもなるわけではないのです。職業によってと考えると、やせなければいけない職業の人っていますよね。たとえばスポーツ選手とかモデル(模型のことをモデルともいいますね。プラモデルなどが一般的でしょう)さんとか…。

もっと身近なところでは接客業などもそうじゃないでしょうか。お客さんにいい印象与えないとならないですものね。ですが、どの職業にしても健康的にダイエットしなくてはなりません。なかでも1三歳とか17歳の年齢でなることが多いようです。もちろん20歳すぎてから構成される人もいますので、何年も摂食障害に悩む人が大勢いるみたいです。 摂食障害になりがちな人には傾向があるのでしょうか?

例えば完璧主義の方がいます。摂食障害の人は何でも完璧にやらないと気がすまない完璧主義者が多いそうです。ほんの少しでも間違ったりすると、ものすごく自分を責める性格の所持者だと言われているんです。

自分に自身がない人も摂食障害になりやすいといわれています。そういう人は、自分が人からどう見られているのかをとても気にします。自分のことを嫌っていないですか?